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2020.06.15

漢方と歯科の関連について

 しばおかデンタルクリニックでは漢方を使った治療を行っています、と聞くと皆さんどのようなお気持ちになりますでしょうか?

なんだか怪しい歯科医院だな、とか高額な薬品を買わされるのでは?と思われるかもしれません。

怪しいかどうかは皆さんのご判断に任せるとして(笑)、いまや医学と漢方との関わり合いは怪しいものではなく、しっかりとした根拠(エビデンス)に裏打ちされたものとなっています。

例えば、おなかの手術をした後、大建中湯という薬が多く処方されることにお気づきの方がいらっしゃると思います。これはおなかの手術後に傷が変にくっついて消化管が閉鎖するのを防ぐ薬なのですが、これがてきめんに効果があるとされ、消化器の手術の後に処方されるようになりました。

歯科の分野でも、口腔乾燥や口内炎など、漢方薬の適応がある症状もありますので、その際は保険での対応が可能になります。ですので、当院で漢方薬を勧めた場合にびっくりしないようにしてくださいね(笑)。

また、口や顔にまつわる原因不明の症状や疼痛がある場合は漢方薬が効果ある場合があります。歯科口腔外科は外科的なものなだけでなく、内科的なものについても広く治療の対象としております。何か気になることがありましたらお電話にて相談の予約を取ってみてください。(保険の適応でない場合は自費での対応や、投薬のお勧めだけさせていただく場合もあります。)  

今後も漢方薬についていろいろと雑記を書いてみますので、ご参考になさってください。

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