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2020.07.03
歯磨き、どうすれば一番効率よくきれいに掃除できる?
おはようございます。しばおかデンタルクリニックでは7月から新しい衛生士さんもメンバーに加わり、切磋琢磨して頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします。
さて、今回は効率の良い歯みがき方法についてポイントごとに解説していきます。
①鏡をみて歯みがきをする
人間の体は本人が思うより大雑把にできています。また、いろんな感覚と情報を元に動作を行う生き物です。
歯みがきを行う時も同様に、鏡を見ずに歯みがきをした場合、みがけていると思っている場所がみがけていなかったり、まったくみがけていない部分が出てきたりします。そこで、鏡を見ることで視覚情報が加わるため、みがきやすくなるわけです。
②フッ素入りの歯みがき粉を使う
虫歯予防は昔からフッ素を使うのが大切です。最近は高濃度フッ素処方(1450㏙)をうたった歯みがき粉も多く市販されています。
③歯ブラシの前にデンタルフロスや歯間ブラシを使う
フロスは歯ブラシの後にしていることが多くないですか?実は歯ブラシの前にフロスを行う方が清掃効率が非常に高いんです。
④自分に合った歯ブラシを選ぶ
歯並びや歯ぐきの状態、口の大きさは人それぞれです。なのに、歯ブラシはなんとなく、で選んでいませんか?歯ブラシは人それぞれに合った歯ブラシがありますので、それを選択することが大切です。(当院では歯ブラシの相談と処方を行っています。)
⑤少ない水で1回だけうがいする
せっかくフッ素入りの歯みがき粉でみがいても、何度も水でうがいしたら、口の中のフッ素成分は減ってしまいます。お勧めは、歯磨き後におちょこ程度の少量の水でうがいすることです。(うがいくすりならなおいいです。)2回目以降のうがいはどんどんフッ素濃度が減ってしまいますので、注意してください。
⑥フッ素入りの洗口剤を使用する
特にうがいができるようになった、永久歯がはえつつあるお子さんにおすすめするのはフッ素洗口剤です。毎日したり、週1回行うことでむし歯予防に役立ちます。
以上です。ご参考になれば幸いです。