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2020.09.01

防災時に備えて頂きたいこと

 おはようございます。本日(9月1日)は防災の日となっています。

日頃よりハザードマップを確認し、水害および土砂災害への備えを行う事、避難経路や避難先を確認し、被災時に命を守る行動をとることは非常に大事です。地域のハザードマップを確認し、ご自身の行動についてお考え頂く日にして頂ければと思います。

さて、被災した後、避難生活が始まるのですが、災害発生直後は避難先での家族以外の多くの人と共同生活を送る事になります。その際体調にまつわる要素として起こるのが①感染機会の拡大②支援物資(特に水)の不足、そして③清潔環境が保てなくなる、などです。

①感染機会の拡大:人が行き来するドアや共同トイレなど多くの人が集う場所では他者がどこもかしこも触っている状況になります。自身の手指が汚染される事により、様々な感染症を起こす可能性があります。

②水不足:支援物資口のケアにとっては重大な問題です。歯磨きの際の水ですら困難な状態になることが予想されます。

③清潔環境が保てなくなる:前述のように感染機会は増えますが、手洗いや入浴の機会は水不足により減少します。それによりさらに感染の機会が増えることになります。

昨今のようにコロナが流行しており、さらに冬からはインフルエンザの流行が必至の状態です。これらの要素に備えて、避難先での健康を保全することが大事です。

そこで防災グッズをそろえておくことをお勧めします。支援物資はすぐには届きませんが、3日程度経つと届くといわれています。つまり3日を乗り越えるだけの物資を取り揃えておいてほしいと思います。

その中でもマスク、飲料水、消毒用のウェットティッシュ、ハンドジェル、歯ブラシ、洗口剤の用意をお勧めします。

ポイントとしては固形の歯みがき粉はうがいを要するため、緊急避難先ではうがいが不要な洗口剤の使用が良いと思います。また、歯ブラシは鏡を見ながら清掃できない、あまり洗面所を占拠できないことを考慮すると、普段の自分に合った歯ブラシを使うというよりはシステマのGENKIやルシェロのグラッポなど、清掃効率の良い歯ブラシを使用する方がいいかもしれません。またこまめに手を消毒剤で拭いて手指の清潔には十分配慮することが大切です。

災害は誰にでも起きうることです。防災の日を機会にいろいろと準備してみてください。

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