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2020.09.03

口内炎をどう治療するか?軟こう?内服薬?

 おはようございます。台風シーズンに入り、2つつづけて台風が西日本に接近しています。とくに土日はしっかりと雨風対策をして、台風に備えていきましょう。

さて、今回は口内炎(口腔粘膜びらん)の対処法についてです。

口内炎と一言にいっても原因は様々です。ただ単に噛んだ・硬いもので引っ掛けたという外傷性のものだけでなく、全身疾患によるもの、抗がん剤など投薬によるもの、食いしばりなど悪習癖によるものなど多岐に渡ります。

そのため、通常通りの軟こうを塗布するだけでは治癒しない口内炎が出てきます。

口内炎の治療の最初は、まず何が口内炎の原因か、原因は除去できるものかについて診査します。その結果、除去できるものであれば除去すればそれだけで改善することがあります。

口内炎を早期に改善するためには外から保護する、中から再生する事が大事です。

外から保護するとなるとステロイド入り軟こうの塗布、シール状の薬を貼るなどの対策になります。

中から再生するには粘膜のターンオーバーを促進し、上皮化を促す補酵素型ビタミンB2製剤の内服が治療の主体になります。(ただ、現在諸事情にて原材料の供給がストップしているため、処方を行う事ができません。)

そこで、外からの保護、中からの再生する良い方法があります。それが漢方薬、半夏瀉心湯です。半夏瀉心湯は皮膚や粘膜のターンオーバーを早くする効果があり、皮膚の炎症や消化器症状に効果がある薬ですが、口内炎にも同様に効果があります。加えてお湯に溶かして頻回にうがいすると、治りが良くなる効果もあり、中からも外からも効果のある良い薬になっています。

口内炎がなかなか治らない方は一度市販の半夏瀉心湯を内服・うがいして効果を見てみてもよいかもしれません。それでも治らない場合には口腔がん・舌がんなど悪性腫瘍などの怖い潰瘍の可能性もありますので、かかりつけの先生に診ていただくのがよいでしょう。

ちなみに半夏瀉心湯は保険適応がありますので、歯科でも処方可能です。ご参考になさってください。

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